処遇改善、”業界10年”の職員にも分配
タイトルの通りです。
いままでは同法人10年以上の職員に最大8万円が支給ということでしたが、下記のニュース記事によると”業界10年”の介護職員にも支給という形が決定されました。
これ自体はいいニュースではあると思うんです。
実際に同じ職場(法人)で平均勤続年数が5~6年であるこういった業界にとっては良い知らせだと思います。
ですがこのニュースで気になる点を挙げるとするのなら
・過去に勤めていた法人に雇用証明書の発行が依頼可能なのか
・スキルの高い職員をどのようにして判断していくのか
・経験ばかりでのさばっているお局にも支給される可能性がある
といったところでしょうか。
ここからは個人的な考えを書いていくので「ふーん」程度に見て下さいな。
>・過去に勤めていた法人に雇用証明書の発行が依頼可能なのか
この点ですが、介護の現場というのは結構人間関係が悪かったりするケースがあります。その為、円満退職が出来ずに去っていった職員も中にはいるのではないでしょうか。そういった中で、処遇改善手当の支給のために証明書が必要となれば過去の職場への連絡が必要になってきます。
円満退職が出来なかった人にとってはハードル高くね?&本当に喧嘩別れみたいな感じであれば「証明書発行しねぇから」みたいなことになりませんかねぇ。
流石にそこまでは・・・とは思いたいところですが。。。
>・スキルの高い職員をどのようにして判断していくのか
ニュースを見てもらえばわかるように
>経験・技能のある介護職員」の範囲については事業者に一定の裁量を与える。
”一定の”とありますが本当に事業者に任せていいものでしょうか?
A事業所は全国的に見て超優秀
B事業所はその職場では優秀
少なからず「経験・技能」というところに関しては差が発生します。
この差をどう埋めていくのか個人的には気になるところです。
>・経験ばかりでのさばっているお局にも支給される可能性がある
個人的には一番これが厄介かなぁ。。。
あれこれ指示出すだけのお局さん、でも自分は仕事しない。
こんな人にも支給されたら周りの士気は激落ちくんですよ。
動画で何回も言っていますが、個人的には10年というくくりにしない方がいいと思っています。
これからの高齢社会を担っていくのは若い世代です。
3年経ったら1万円支給、5年経ったら3万円とか年数に応じて支給の方が個人的には良いのかなぁと思ってます。
一応動画でも同じようなことは言っているのでリンク貼っておきます。
10年で8万は確かにでかいし嬉しいですよ。ちゃんと支給されたらの話。
でも結局は事業所に支給だからなぁ。。。
事業所経由で支給ではなく、しっかりと個人に支給されるような制度にしていただけたらマジ卍です。